休診日:土曜・日曜・祝日
●:9:30~12:00 担当医:田中医師(第1、3、5週)、嶋谷医師(第2、4週)
★:女性専用外来 10:00~13:30(受付終了 13:00)担当医:新開医師(女性医師)
当院は、在宅療養支援診療所です。訪問診療や往診を行っています。お気軽にご相談ください。
当院医師が所属している兵庫県泌尿器科医会のホームページには、上記の疾患を含めた多くの泌尿器科疾患に関する説明文やQ&Aが掲載されております。下記バナーをクリックすることで閲覧可能ですので、ご参照ください。
全ての診療を女性医師と女性スタッフが担当いたします。女性患者さんのみの診療時間帯を設けているため、安心して受診いただけると考えています。
「女性に寄り添う医療」をモットーに、一人でも多くの女性のQOL(quality of life: 生活の質)の向上を目指すべく、日々努めてまいります。男性医師にはなかなか相談できないこと も、どうぞお気軽にご相談ください。
新開 裕佳子(日本泌尿器科学会専門医・指導医)
みなさま、はじめまして!女性専用外来担当医の新開裕佳子です。
このたび令和4年4月より、毎週木曜日午前をレディースデーとし、排尿の問題を抱える女性が気軽に相談できる窓口として「女性専用外来」を開設いたしました。
これまで、兵庫医科大学病院および関連病院にて、排尿障害を呈する疾患をはじめ、泌尿器科領域の癌・尿路感染症・尿路結石症や腎移植医療などに携わってきました。ここ10年間で、女性泌尿器科医は約2倍にまで増加していますが、当時は医局内に女性ただ一人(もはや女性を捨ててました(笑))、ましてや多忙を極める大学病院でもあり、周囲からは非常に珍しがられましたが、性差など全く通用しない厳しい環境ゆえ、やりがいも非常に大きかったです。当時の私は、とにかく「バリバリ手術がしたい!」と、女性医師として特別視されることをとても嫌っていました。
これまで多くの患者さんの手術執刀や、病棟および外来主治医を担ってきましたが、幸いなことに、女性医師であることに対して男性患者さんから辛く当たられた経験はなく、むしろ「相談しやすい」、「安心する」といった嬉しい声も聞かれました。なかでも女性患者さんは、“大学病院”さらには“泌尿器科”という特殊な環境への不安、とまどい、緊張感を抱えて受診される方がほとんどであり、「先生でよかった」と安堵されることも多く、女性泌尿器科医のニーズの高さを感じました。
第二子育休後の仕事復帰にあたり、当クリニックでの診療を新たに担当させていただくこととなり、院長より女性専用外来の開設をご提案いただきました。女性医師であることを強調して診療を限定するのも特別視であると、当初は一般外来に拘りましたが、「同じ女性だからこそ、自分にしかできないことがあるかもしれない」と、今度は女性泌尿器科医の視点から開設を決めました。泌尿器科への受診は、女性にとってまだまだハードルが高いのが現状です。そういった心理的な壁を取り除き、一人でも多くの女性のお役に立てれば幸いです。泌尿器科受診を「恥ずかしい」「怖い」と先送りにされている方、男性医師には言いにくいからと我慢されている方、ぜひこの機会にどうぞお気軽にご相談ください。
毎週木曜日 午前10:00~13:30(受付終了13:00)